2021/09/16 20:33

※ ボタンの分解作業が伴います。

※ 取り付け時の状況により高さ調整の削り作業などが生じる可能性がございます。

※ 新品のボタンでの安定稼働のみを確認しており、古いボタンでの動作確認では不安定なことがございます。(ロットの差、仕様変更、経年劣化等が原因として考えられます。)

※ 動作確認環境は商品説明後半に記載しております。

※ 素材の性質上消耗品に分類されるパーツでございます。(当方の環境において操作時間100時間以上検証済み。目立った摩耗はありませんでした。)



eちくわはボタンの押し込み深さを浅くする部品です。


それにより、押し込んで入力が有効になった状態から、ボタンを離して入力がなくなる状態までの速さの改善を図っています。


ボタンは押下によってON/OFFを切り替えていますが、押し込める深さの限界はONの判定になる深さよりも深い位置にあります。

そのため、「ボタンを離した瞬間」と「OFFになった瞬間」は同じではなく、ボタンを離した一定時間後にOFFの判定がなされることになります。


このボタンを離した感覚と実際にOFFになるまでの時間とのギャップを実用上問題のない範囲で埋めようとしているのが、e-ちくわです。


・取り付け方


付属のプラ棒やマイナスドライバなどでボタントップの爪を押し込んで外します。


- 24mmボタンでの取り付け方法

艶のある面が見えるようにしてボタントップにeちくわを乗せます。

そのまま元の通り取り付けて加工完了です。


- 30mmボタンでの取り付け方

30mmボタンの場合はザラザラな面が見えるようにはめ込み、ボタントップの凹凸とeちくわ30mm用の凹部を合わせます。

この時はめ込むのが非常に難しい場合はeちくわの外縁を少しだけ削ってください。

また、安定して動くことが確認できた場合はeちくわを接着することをおすすめします。

この状態で組み直して完成です。


- 安定して動かない場合と、押し込み量を増やしたい時

この面込みで24mm用は6.8mm(±0.15mm)、30mm用は6.6mm(±0.15mm)の厚みで製作しておりますが、そのままでは安定動作しない場合、eちくわのザラザラな面を削ってください。


その際、0.5mm以上は削らないようにしてください。

片面につき1mm以上削ると十分な強度を発揮できなくなる可能性がございます。